突然ですが
あなたが夢中になっていることはありますか?
それは何ですか?
その事を語りだしたらもう止まらない!
他人にウザイなぁ~ と思われてしまうかも知れないけど
そんなこと眼中に無し!!
夢中になっていることを語っているその人の眼は ギラギラ輝いている( ☆∀☆)
私はそんな人が大好きです。
私が小学生の時から尊敬するムツゴロウさんこと
畑 正憲さんはそんな人。
畑 正憲 1935年 福岡市生まれ 1958年 東京大学理学部卒業 同大学院で運動生理学を専攻 1961年 学研映画に入社、68年まで動物記録映画制作に従事する。 退職後、作家として独立し、「ムツゴロウ動物王国」を北海道浜中村に建設する。
時々バラエティー番組の中で 動物と戯れている彼の その恍惚となっている様子を真似され、 笑いのネタにされてしまうこともありますが…
彼の生き物に対する探求心は計り知れなく
それを語る時のその眼の輝きと生き生きした表情に私は引き込まれます。
ムツゴロウさんは滅多に人に意見したり批判したりすることは無いのですが
彼の著書『ムツゴロウの本音』 文春文庫 の中で 「今どきの若者」について語っています。
「最も目立つのは、純な情熱が見当たらない。
例えば我が家で 「ひとつ、今度生まれる子馬の誕生を見ようじゃないか」
と言うことになったとすると たちまちサッと分担が決まり 交代で夜番という事態に落ち着いてしまう。
一種の仕事と化し、徹夜を一晩したものは、翌日ぐっすり眠る。
ここらが私には分からない。
私だったら、馬の仕草の一つ一つが出産の前触れではないかとはらはらする。
見ると決めたら一と月でも二た月でも、可能な限り傍らを離れない。
知りたいものは 仕事なんかじゃなかった。 生きることと一体になった何かだった。
若い人たちは皆、人は良い。 素直で明るく、日課をこなす時は生き生きしている。 でも、日課以外のものをするとき、なんとまぁ弱々しいのだろう。
何かが足りない。そう思った。
本来若さというのは、日課を拒否し、情熱のありったけを何かに注ぐことではなかったのだろうか。」
今の時代、 ムツゴロウさんの思うような熱い心を持った若者は少ないでしょう。
だけど、彼のように 寝食を忘れるくらい没頭出来る何かを持っている人は 充実した幸せな人生を送っていると思う。
私もそんな何かを見つけたいな。